届かない想い

ふと気付くといる。

一度気付くと、もう気になって仕方ない。

いつも目で追ってしまう。

ただ、触れようと思っても決して手が届かないところにいる。

与えられたレールを進むのが嫌いなアナタ。

自分で道を切り開き突き進むアナタを見るたび、追いかけたくてたまらない。

でもこっちが追いかければ、真っ赤になってどんどん手の届かないところへ行ってしまう。

届きそうで届かない。そんな距離がもどかしい。

もう、気にするのやめた方がいいかなと思って、気にしないフリをしていると、ちょっかい出してくる天邪鬼なアナタ。

ねぇ、もう潜るのはやめて出てきてよ。

“埋没毛”さん!

アナタ、もう皮膚の下で5cmにはなろうとしていますよ…!

これはもう気にするなって方が無理があるよ。

だって首だよ?

もはや他人からも気にされるレベルだよ?

他人に決められたレール(穴)から出たくない気持ちはわかる。

でもさ、それも含めてアナタじゃん?

毛と毛穴は2個1じゃん??

触りすぎてミミズ腫れみたいにしてしまったけど、出てきてくれるの待ってるから!

早く直接アナタにお会いできるのを楽しみにしてます。心から。